『花の辞典』写真・コラム・持ち運び、三方良しの花辞典!プレゼントや贈り物にもおすすめ!

今回ご紹介する本は、『花の辞典』です。

発行所である「雷鳥社」が出版する辞典シリーズの第5弾となる本作は、全206種類の花を、特徴をとらえた写真や花言葉などとともに紹介。

また、巻末では花の選び方や贈り方、お手入れの方法など、様々なシチュエーションを想定したコラムがあり、花の紹介のみならず多方面で楽しむことができます

みなと

見た目もおしゃれなので、プレゼントにもおすすめです!

こんな人におすすめ!!

・季節ごとの花を写真付きで知りたい!
・花言葉や名前の由来、特徴などを知りたい!
・花にまつわる用語や花の贈り方、飾り方などの付随情報も知りたい!

目次

作品情報

タイトル花の辞典
出版年月日2017年10月
著者新井 光史
発行者安在 美佐緒
発行所雷鳥社

おすすめポイント

これから、本作の特徴や、読んでためになった!と感じたポイントについていくつかご紹介します!

とにかく見やすい!読みやすい!

「辞典」というと、何かとっつきにくさや気難しさが先入観としてあるかもしれませんが、
本作は写真、文章、花言葉など、非常に綺麗にまとめられています。

各花の説明や特徴、歴史などの記載がある花の図鑑
http://www.raichosha.co.jp/book/photo/ph102.html

このように、花の名前を和名と英名、科や原産などが綺麗に記載されています。

また、説明文は長々と記載はされているわけではありませんが、短くまとめられている分読みやすく、豆知識として知識を深めることができるのもポイントです!

みなと

ランダムにページを開いて、花を眺めてみるのも楽しいです!

見やすいポイント!

・春夏秋冬で花が分けられているため、季節ごとで花を見つけられる
・季節ごとで五十音順になっており、知りたい花を見つけやすい

豆知識が面白い!

本作は花の紹介のみならず、様々な豆知識を挟んでいます。

「花にまつわる用語」のページ記載のある花の図鑑
http://www.raichosha.co.jp/book/photo/ph102.html

例えば、上図の「花にまつわる用語」

花を多少なりともかじっている私でも知っているような用語から、ただ花を買いに行くだけでは知る機会がないような用語まで、読み方と意味付きでサクッと説明されています。

他にも、「なぜ桜は一斉に満開になり一斉に散るのか」「日本人と菊の関係」など、この本で読んだ豆知識をそのまま話のネタにもできる、そんな内容を楽しむことができます!

みなと

つい誰かに話したくなるような豆知識も!

コラムがためになる!

本作では豆知識のほかに、「花のあれこれ」として、花に関するコラムが載っています。

「記念日に花を贈る」のページ記載のある花の図鑑
http://www.raichosha.co.jp/book/photo/ph102.html

例えばあなたが花に興味を持って大切な人に花を贈りたいとき。

どのようにして花を選び、贈り、そして飾ってもらうのか。そんな一連の流れを季節や花言葉、贈るシチュエーションなどを踏まえて様々な提案をしてくれます。素敵なイラスト付きなのも読んでいて楽しいです。

また、お祝い事に限らず、お悔やみに贈る花や置き場所、花を長持ちさせるコツなど、知識として持っていて必ず損しない、むしろ得する知識がコラム化されています。

みなと

気に入った花を見つけて、大切な人に花言葉を添えて贈る、なんてことも素敵ですね!

プレゼントや贈り物におすすめ!

本作は、非常にコンパクトなサイズ感となっています。

『花の辞典』高さ15.7cm × 横11.3cm × 厚み2.5cm
文庫本高さ15.2cm × 横10.7cm × 厚み1.8~3.0cm
コミック本高さ17.6cm × 横11.4cm × 厚み2.0cm

サイズの感覚としては、文庫本とほぼ同じような大きさです。厚みが文庫本と比較すると大き目ではありますが、それほど場所をとるわけでもないので、持ち運びをするにも、書棚に入れておくにもちょうどいいサイズです。

これまでご紹介してきたように、花の紹介や豆知識、コラムなどで内容も盛りだくさんですので、プレゼントとして贈るのも素敵ですね!

みなと

花を一緒に楽しめる仲間がいれば、花の知識が増えることをより楽しめます!

まとめ

チューリップの写真

「花は、私たちの”心”をより鮮やかに彩ってくれる」

花は私たちの生活の必需品ではありません。
しかし、花は私たちは生活をより豊かに、より鮮やかにしてくれます。

この本でも一部語られているように、旧石器時代のネアンデルタール人が死者を悼む「心」があり、遺体に花を添えていたなど、何世紀も前から花は生活の一部とされてきました。それは、ガーデニングや装飾品など、花が様々な用途として扱われている今の時代にも共通しています。

みなと

必需品ではないけれども、花は生活を彩る大切な存在です!

過去何世紀から現代まであらゆる形で私たちの生活を彩ってきた花、本作はそんな花たちの紹介に加え、様々なコラムで私たちに新しい知識や楽しみ方を教えてくれる、そんな素敵な作品です!

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