【歌詞和訳】『Creep – Radiohead』代表曲であり、あの最新映画でも採用!

今回はイギリスのオルタナティヴ・ロックバンド、Radioheadの代表曲『Creep』のご紹介です。

みなと

レディオヘッドと言えば!ってくらいの代表曲です!

レディオヘッドは1985年に結成した5人組のバンドで、1992年にデビューしました。翌年リリースした1stアルバムPablo Honeyからのシングル『Creep』が、主に若者からの熱烈な支持を受け、世界的なヒットとなります。

ただリリース当初は、歌詞に放送禁止用語が多いことが原因でラジオ放送もほとんどされない状況でしたが、イスラエルをはじめとし、アメリカ、そして本国イギリスと、徐々に曲がヒットしていったことが特徴的です。

目次

歌詞と和訳

When you were here before
Couldn’t look you in the eye
You’re just like an angel
Your skin makes me cry
You float like a feather
In a beautiful world
I wish I was special
You’re so fuckin’ special

以前、君がここに居た時
君の目をまともに見ることができなかった
君はまるで天使のようで
君の肌は涙が出るほどに美しい
君は美しい世界を
羽のように舞う
僕も特別な存在だったらな
君は狂おしいほど特別なんだ

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doin’ here?
I don’t belong here

でも僕は気味の悪いヤツで
変わり者なんだ
一体こんなところで何してるんだろう?
僕はここにいるべきじゃない

I don’t care if it hurts
I wanna have control
I want a perfect body
I want a perfect soul
I want you to notice
When I’m not around
So fuckin’ special
I wish I was special

傷ついても構わない
自分で支配したい
完璧な身体が欲しい
完璧な魂が欲しい
僕がそばにいなくても
君に気付いて欲しい
君は狂おしいほど特別なんだ
僕もそうありたかった

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doin’ here?
I don’t belong here

でも僕は気味の悪いヤツで
変わり者なんだ
一体こんなところで何してるんだろう?
僕はここにいるべきじゃない

She’s running out the door (run)
She’s running out
She run, run, run, run

Run

彼女がドアの外に走っていく
彼女が走り去っていく
彼女は走って、走って、

去って行ってしまった

Whatever makes you happy
Whatever you want
You’re so fuckin’ special
I wish I was special

But I’m a creep
I’m a weirdo
What the hell am I doin’ here?
I don’t belong here
I don’t belong here

君が何で幸せそうにしていても
君が何を欲しがっていようとも
君は狂おしいほど特別なんだ
僕もそうありたかった

でも僕は気味の悪いヤツで
変わり者なんだ
一体こんなところで何してるんだろう?
僕はここにいるべきじゃない
僕はここにいるべきじゃないんだ

解説

『Creep』の意図とは?

曲名もそうですが、歌詞の中でも『Creep』は度々出てきますね。
直訳すると、「変わり者」「キモいヤツ」たっだり「忍び寄る」といった、いわゆるストーカー的な意味になり、英語圏の現地ではスラングとして扱われています。同義語で「weirdo」も出てきており、自分がより「キモいヤツ」であることを形容しているように歌詞から読み取れますね。

ちなみに、『Creep』は学生時代にバンドを見に来てくれていた女の子にインスパイアされてトムが書いたものとされています。そこから後にできた曲がこの曲だとすると、当時はまだ学生で若かったとは言えども、その女の子に対する執着や未練がストレート過ぎるほどに歌詞に表れています

まさに、『Creep』(キモいヤツ)に匹敵しますね。

みなと

自身のバンドの代表作が「キモいヤツ」っていうとなかなかパンチありますね…(笑)

逆輸入型でまさかのヒット

冒頭でも触れているように、『Creep』はリリース当時、イギリスでは全くと言っていいほど売れませんでした

それもそのはず、当時はWham!だったりU2などポップな曲が大衆に聴かれている中で、放送禁止用語が歌詞にたくさん出てくるし、こんな「キモいヤツ」てタイトルのネガティブで暗い歌誰が聴くん!て感じだったと思います(笑)

ですが、何がそうさせたのか、ラジオ放送をきっかけにまさかの遠く離れた地、イスラエルでヒット。そして次第にアメリカでもヒットし、最終的にはイギリスへ舞い戻り、リリース当時には考えられないような逆輸入でヒットを果たしました。

みなと

逆輸入で全英シングルチャートの最高順位は7位!!

あの映画でも使われている!

『Creep』は、というよりもある映画を観ていた時にあのイントロが流れてきた瞬間、おっ!となりました。

MARVEL作品「ガーディアンズオブギャラクシー3」
©Marvel Studios 2023

その映画は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3です!

ただし劇中で流れる『Creep』は原曲そのままではなく、アコースティック版となっております。原曲を聴きなれている方からすると、イントロのギターのメロディなどがなく違和感があるかもしれないですが、アコースティックだからこそのフィンガーノイズやトム・ヨークの歌声の生々しさを感じられる特別感があります。

みなと

映画の中で聴けるのは、何か特別感があります!

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この記事を書いた人

「エンタメ無くして人生なし!!」
日々の暮らしで触れるエンタメを皆さんにご紹介!
好きなものはSF映画、お花・植物、球技、クリームシチュー(飯)です。

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